必見!住宅ローン新規借り入れの流れ

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そろそろマイホームが欲しい、偶然見かけた住宅がステキ! マンションの高層階に住みたい、賃貸で払うより、住宅ローンの返済の方が安いと思われた方、マイホームを と考え始めた方に、新規で住宅ローンの借り入れをする場合の流れをお話しをしたいと思います。

マイホーム

住宅ローンの新規借り入れする場合の流れ

マイホームを考え始めた時

新築マンションや分譲住宅などのチラシやネットを見たり、家族の中でマイホームの購入の話題がでます。話題がでると、実際に見てみたくなるので、さっそく休みの日に住宅展示場やマンションのモデルルームにお出かけします。ひとまずは、住宅ローンが借りられる・借りられないは置いといて。
キッチン、リビングなどを見て素敵!とかこの間取りは今いち!とか、お庭は欲しいとか、いろんな展示場やモデルルームなどに出かけ、住宅の物色をしながらマイホームの夢を見ます。

現地では、営業マンが出迎え、見込み客をつかまえるべく、家の大きさや間取り、購入予定月に購入予算等々の話しを聞いてきます。ここから徐々に住宅ローンが組めるかどうか・購入にいたるかどうか、に進んでいくのですが、中には、用意周到に住宅ローンの知識を勉強しかつ、借入ができるだろうとすでにシュミュレーションをされている人もいます。ですが、ほとんどの人は住宅ローンの借り入れのことは、あまり頭にない状態で見て回るのが多いかと思われます。ある程度、営業マンと会話を交わすと、いよいよ住宅ローンについての話しに入ってきます。

頭金・借入額・返済年数・税込年収等の話しになり、銀行に打診をしてみましょうと最終的な会話になり、住宅物件販売業者(会社)の取引をしている馴染みの金融機関がありますので、そちらの金融機関に打診してみましょうと、最終的な会話となり帰路となります。

ここまでは、とりあえずは問題ありません。素敵な家を見て興奮状態になっていますので、帰りの車の中も話に花が咲くでしょう。ただし、金融機関に打診された結果次第で今後の予定と夢が大きく変わってきます。

◇借り入れに問題がない人

打診の結果、業者から借入れに問題ないでしょうとの回答の連絡が入ります。言われるがまま書類等を提出し仮審査・本審査と進んでいきます。このままスムーズに話しが進み晴れて夢のマイホームが手に入ります。・・・確かに問題なく住宅ローンが組めてマイホームが手に入りますが、借入れの条件等は借入れができるからといって、言われるままの条件で話しを進めてよいのでしょうか?借入れ条件等はきちっと確認しましたか?借入金額・利率・団信・保証(保証人)等々の条件で納得されたのなら、他の金融機関をあたる必要はありません。
しかし、少しでも良い条件でと考えているのであれば別の金融機関をあたった方がいいのでは考えます。

ひとつでも金融機関でOKがでれば、だいたいは他の金融機関でも問題なく借入はできると思いますので、少しでも条件の良い所で借り入れをされた方が得策かと思います。

ただ気を付けなければいけないのが、業者との売買契約の期限等々がありますので、売買期限までに借入れが間に合うかどうか。また、自分自身で金融機関に申込みをするため、提出書類として、物件の所在地や物件情報等々も業者から収集して提出しなければなりませんので、面倒くさい部分はあります。
そうなると、少々条件が悪くても業者の勧める金融機関で借入れした方が決済がおりているし、事がスムーズに運ぶため簡単といえば簡単です。

これは何がいいたいかといいますと、私がマンションを購入するときに業者の言われるままに話しを進め、結果、勧められた金融機関で借入れできますよ との話しになり、私は借りられるとは思っていませんでしたので、マイホームが欲しいばっかりに、借りる事ができるのであれば、条件の事は何も言わずそのままハンコを押していこうと思ってしまい、言われるままに進めていきました。もちろん他の金融機関には全くもって話しはしていません。結果的にはマイホームを持てましたが、すぐに大きく後悔し、借り換えの体験談にありますように、ものすごい苦労をして借り換えをおこなった経緯がありますので、できましたら、日数的にも余裕があれば他の金融機関にも打診してみることをお勧めします。

※不動産の売買契約には、ローン特約付条項といって、住宅ローンの借入れができなければ、契約を白紙にもどせる契約の仕方もあります。この特約につきましては、改めてお話しをさせて頂きます。

住宅ローンの新規借り入れマニュアル

マイホームを考え始めたら、物件を見に行くのも大事ですが、話しをスムーズにするためには、住宅ローンの事も一緒に考えていかなければなりません。これから夢のマイホームに向かって一歩進めていくのであれば、上記のようにならないのが良いかと思います。私みたいに欲しいばっかりに後で後悔をしないようにしましょう。

まず、今までにも重要ポイント等をお話しをさせて頂きましたので、おわかりかと思いますが、これから住宅ローンを新たに組もうと思われているかたは、下記マニュアルに沿って進めて頂ければ、自分が借り入れができるのか、借り入れができるのであればいくらぐらい可能か? がある程度わかるようになります。もしくは、信用情報の所で、「あ~ダメだ! 今は借入れできない」となるか、まず順番どおりにやってみましょう。

マニュアルにそって進めて見て下さい。

1. クレジットカードの確認

所有しているクレジットカードの枚数と、限度額(総ご利用可能額)の確認。
※限度額は、所有クレジットカード毎に確認。不要なカードは解約!および、限度額を最低限まで減らす。

詳細は ⇒ クレジットカードのご利用可能枠!?
2.信用情報照会でご自身のお金の情報を確認。→ 参照
自分の信用情報を確認するため、とりあえずCICに信用情報開示請求を行なう。
書類が届いたら、他のローンや割賦・リース等、およびカードの解約忘れなどの確認や、延滞履歴があるかどうかの確認を行なう。(携帯・スマホの割賦の延滞履歴もお忘れなく確認)

※信用情報照会に問題が・・→ 住宅ローン以外の借入や割賦等に延滞や滞納がある場合、度合いにも寄りますが、借り換えをするのは難しいと思われます。
信用情報照会の履歴が消えるの待ってからの再挑戦になります。

3.借入可能返済比率シート にて、年間・月単位の収支を書き出し、住宅ローンの返済額シミュレーションにて借入額と毎月返済金額を算出。(借入可能返済比率シートを使わなくても、ご自身で試算できます)

詳細は ⇒ 信用情報照会について
4.借入れ予定銀行の返済比率を確認
住宅ローンの借り換えを行なう金融機関の返済比率(返済負担率)を確認。
パンフレットやネット等に載っていなければ、金融機関に電話なり、担当者に直接確認する。
の試算で、返済比率内に%が収まっているか確認。

※返済比率オーバーの場合、→ 返済比率がギリギリもしくは、少しオーバーぐらいなら、担当者に相談してみて下さい。もしくは、他の返済を終わらせてから借り換えに再挑戦してください。

詳細は ⇒ 返済比率(返済負担率)について

5.上記事柄がすべて問題なければ、3.で試算した収支と返済額シミュレーションで算出した借入可能額が、借入れ可能と予測できそうです。
(※ただし、これは確実に借入れができる事をお約束するものではありません。あくまでも目安です。各銀行の審査に従って下さい)

問題なさそうということで、それでは、銀行に住宅ローンの新規借り入れについて話しにいきましょう。その時には、試算して表を持参されることをお勧めします。また、銀行に出向く際は、物件の所在地および、土地建物図面・謄本等のコピーでかまいませんので、持っていきましょう。これは必要な書類になります。
業者の取引金融機関であれば、すでに業者の方で提出しているかと思いますが、自分で話しをする場合は、必要になってきますので、業者の方からコピーをもらっておきましょう。

◆借り入れに問題がある人

打診の結果、住宅ローンの申し込みが難しい、もしくは、融資金額を減額される、との回答・・・さてさてどうしましょうか?審査が通らない理由は金融機関からは教えてもらえませんので、ご自身で思い当たる所を考えなければなりません。

減額された金額で購入物件を探すか? それとも原因を探り、探った結果今回は無理とあきらめるか?他の金融機関をあたるか? 悩む所だと思います。

信用情報照会の確認をしてOUTの人は、まず借入れは無理です、あきらめましょう。履歴が消えた後に再挑戦。

クレジットカードの枚数等が多い人は、カードの整理(解約・利用額の減額)をしましょう。

返済比率オーバーの人は、借入額の調整をして返済比率内におさめましょう。但し、返済比率内にしようとすると借入額が減るため希望物件が購入できなくなります。それでもマイホームが欲しいという方は、購入金額を下げて物件を探す。

まとめ

すいません。ちょっと話しが長くなりました。ですが、体験者として話しをせずにはいられません。これからマイホームを持とうとされている方が、少しでも良い条件で借入れができる、借り入れができなさそうな方は、どこのポイントを修正すれば良いのか、あるいは、減額される・借り入れができないなど、理由がわからない方がどの辺に問題がありそうなのか の、少しでもヒントになればと思います。最後までお読み頂けた方は、なんらかの答えがでると思います。是非、より良い条件で夢のマイホームを取得されて下さい。
購入してからも楽しいですが、物件を見て回っている時が一番楽しく幸せな気分になりますね!(お金の事は棚に上げておいてですが)

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